小川

2005/7/11

橋本真也といえば「小川」である。

新日本プロレス時代は、新日vs小川、いやプロレス対小川という図式の中で、その「対小川」の矢面に立ち、そして負け続けた。再戦のとき、テレビの「橋本真也負けたら引退スペシャル」とかで奥さんだかなんだかが、小川に負けた橋本が世間の嘲笑を浴びて車にペンキで「小川」と書かれた話をして、その車の映像が映った。ボンネットには大きく「小川」と書いてあった。
我々は爆笑し、しばらく友人の車のボンネットに「小川」と書いた紙を貼るイタズラが流行した。

その後、橋本と小川の関係はライバルからパートナーへと変わり、彼らはハッスルのリングで脚光を浴びるようになる。
のだが、正確に言うと脚光を浴びたのは小川だけである。「ハッスルハッスル」は一世を風靡したが、考案したのは橋本なのに、風靡したのは小川である。

そんな、どうにもおいしくない人生だったように、小川との関係を見ているとちょっぴり思う。
でも彼はそんなこと気にしちゃいないのかもしれない。二人の連携技「俺ごと刈れ」は、俺=橋本であり、橋本は刈られちゃうのである。自己犠牲、これが橋本の人生のひとつのスタイルであったのかもしれない。
プロレスラーらしいというか、プロレスラーらしくないというか。


橋本真也急逝の報を聞き、まだ死因とかが明らかでない第一報の段階で、ぼくはまず「肩のケガで、人が死ぬわけないだろう」と思った。橋本といえば肩だ。
しかし肩が原因で死ぬとは。プロレスラーらしからぬ。プロレスラーの死といえば、脳だろう!

と思ったら、すぐに死因は脳幹出血らしいということが伝わってきた。
次は、いやいや脳じゃない、と思う。
彼はしばらく試合に出ていなかったから、頭にダメージは受けていないはずだ。橋本が死ぬわけがないだろう!


小川もそんな気持ちだろう。
ご冥福をお祈りします。

ミスター鯵っ子

2005/7/13

ここしばらく、学校では実技の中間試験が行われていました。ご報告のとおり、しょっぱなの西洋料理の試験は無事に合格したのですが、実はその次に行われた製菓の試験は落ちてしまっていました。

といっても製菓の試験で及第点をもらえたのは、クラス60名のうちたったの4名。もともと、中間試験は本試験に向けて練習するモチベーションを植えつけるためのものなので、それはそれは厳しく採点されるのです。
それに、負け惜しみのようですが製菓の試験は、受からなくても別にいいやって気もします。課題は「絞り」というやつで、要は絞り袋でクリームを規定の形に絞ること。ケーキの上に乗ってる生クリームのウネウネを、黒い下敷きの上で絞るだけ。微妙に瑣末なテクニックで、あまり使い道がありません。(ケーキを作るなんて試験ができるはずもなく、絞りの他には適当な課題がないのでしょう。)

とはいえ、それをちゃんと練習してきて合格した人たちは、やっぱりえらい。4人とも、クラスの中でも真面目に授業に取り組んでいる人たちです。西洋の試験官の先生が甘くて20人も合格していたので、4枚しか手渡されなかった製菓の合格ワッペンはそれはそれは輝いて見えました。

よーし、最後の日本料理は、ぼくもちゃんと練習して絶対に合格するぞ!


というわけで日本料理の課題は「アジの三枚おろし」。
買ってきましたよ、アジ10尾。



んで、例によって「お前らみんな死んだ魚の目をしているっ!」と叫びながらおろしまくり。

魚を扱う上で一番重要なのは迅速さです。魚は肉よりもずっと劣化のスピードが早く、手の熱と室温でみるみるうちに悪くなっていきます。ですからとにかくスムーズに、加える工数は最小限に。それこそ、魚をひっくり返す回数が最も少なくなるようなムーブで、次から次へとさばいていかないといけません。

三枚おろし×10尾で30枚おろしに達しようかというころ。うろこひき→ぜいご取り→エラ取り→頭取り→ワタ取り→大名卸しという一連の流れは目をつぶってもできるほどにバッチリ頭に入ってまいりました。



これなら合格間違いなし!俺様が受からなければ誰が受かる!



そしていよいよ試験本番。
目をつぶっても炸裂する俺様の三枚おろしムーブを見よ!

・・・と思ったら。
中間試験は過程は見ずに、おろした結果の身と骨だけ見て採点するんだって。

ええ〜。
そりゃ確かに、身を見てガタガタならダメ、くらいのことはわかるだろうけどさ〜。

ひとりにアジ3尾が配られて、みんなで一斉に三枚おろしをやります。
たぶんぼくはクラスで一番早くに終わったと思います。
んで、先生が回ってくるまで、ぼけっーと待ちます。

ひとりひとり採点するのでかなりの時間がかかります。ようやく試験官のヨネスケ先生がぼくらの班にやってきて、まず最初にぼくのアジを見ました。

「うむ、わりと練習したみたいだね」

でっしょー、えっへん。

「でもここ、血が残ってる」

ここって・・・骨ですよ?

「はい水洗い不十分。不合格」

は?

アジは、腹わたを取ったあとに水で洗うのですが、その際の洗い方が不十分だというのです。血がすこーし残ってるのは、三枚におろした真ん中の骨の部分。身にはついてません。身にはついてませんよっ。
でもどうやらヨネスケ先生は、ひたすら骨に残った血を指摘して、みんなを片っ端から落としまくっている模様。中間試験の位置づけ上やたらと合格者を出すわけにはいかない、ということでしょうか。


・・・結果、合格は3名。

なんと、合格者のうちの1名は妖怪人間キヨでした。
早く終わったぼくは、ぼけーっと眺めていたので知っています。キヨは、「これでいいんだっけ〜」とか周りに聞きながら、アジ3尾を15分くらいかけておろしていました。水洗いも、魚が水を吸ってふやけるくらいやっていました。そりゃあ骨に残る血まで取れるでしょうよ。
キヨのほかの合格者2名は、よく言えば実直な、悪く言えばどん臭い人。製菓の合格発表4名はクラス中が「おお〜!」って感じだったけど、今回の3名は「ええ〜?」って感じ。キヨが受かってる時点で、上位3名というのとはちょっと違うなと、教室中が首をかしげていました。

まあいっか、キヨと反対の結果になったというのは、ある意味安心だよ。これはこれで、受からなくても別にいいや。


最後に、もう一回お手本を見せますと言って、ヨネスケ先生がアジの三枚おろしをしました。

ちゃっちゃっちゃっと、流れるようなムーブでアジをおろします。
そして中骨に、血がついていました。

うそん。

not my business

2005/7/14

昼の仕事がいますごくドタバタしているということを書きましたが、あの例え話は我ながら言い得て妙でした。この際だから言っちゃいますけど、これまで我々がほいほいセールスしてきた企業向けのあるサービスが、どうやらそう簡単には売っちゃいけないものだということが明らかになってきたらしいのです。
サービスは11月の本格稼動を予定しており、これまでは「予約」ということでみんなわりと考えなしに売ってきていました。でも本格稼動が近づいて技術的に詰めてみると、実際には11月にサービスを提供できる目処がいっこうに立たなかったり、導入にあたってはかなり高度な客へのコンサルティングが必要だったり、それに漏れがあると企業の活動に大きなダメージを与えてしまいかねないことが、今ごろになってわかってきました。そこで慌ててセールスにストップがかかった次第です。それをこの前は「タイヤの耐久性に難があり完走できるかわからないので本戦は欠場」と表現したのです。

でも今回の騒動のすごいところは、「7月20日までは引き続き予約を取ってOK」となったことです。それが「来月はインディに参戦するけど、今月いっぱいは予選だけF1出ます」というくだりです。確かにいきなりなかったことにするわけにはいきませんが、でも問題があるとわかっているものを引き続き売るというのはどうなんでしょ。

とにもかくにも、20日までは売るというのが我々に与えられたミッション。
ボンクラぞろいの派遣元はみな気づいていないようですが、これはある意味ではものすごいチャンスです。「ご提案してましたアレですが、もうすぐ売り切れで申し込みができなくなっちゃうんで、そうなる前にとりあえず予約だけでもどうですか。それから検討して、ダメならあとでキャンセルしてください」というトークができるのです。
ただしレースを完走できるかは、知らない。つまり予約したあとに実際にサービスを提供できるようになるかは責任は持てない。サービス提供のためのコンサルも、だれが何をどうやってやるんだろ?まあいいや、知ったこっちゃない。そういうスタンスなら、販売中止を逆に活かして客の決断を早め、予約が簡単に取れます。

で、もっと言うと、ぼくは10月に学校の最後の学費が払い終わったらこのバイトはやめるんですよ。サービスが本格稼動する(=問題が明るみに出る)11月には、ぼくはその場にいません。文字通り、知ったこっちゃない、なのです。悪いことは全て先送りして予約だけ取り、インセンティブだけごっそりもらって、そしてトンズラこくことが十分可能なのです。

ぼくが11月を前にして辞める予定なのはこの騒ぎの前から言ってあったことで社員もわかっています。社員は、そんなに気にする必要はないよ、後始末は他の人に任せればいいから予約だけ取っちゃいなよ、と言います。

でもなあ。
トラブルになるのがわかっているのに予約を取るのは、例えていうなら地雷を埋めるようなものです。とりあえず自分が踏まずに全部埋めることはぼくなら可能ですが、でも誰かがいつかその上を歩くんだよね。いちおう埋めた場所の地図は残しておくけどさあ。
それに何より、万が一地雷が爆発したらお客さんが迷惑するんだよね。その可能性を隠してとりあえず予約だけでもと勧めるのは、悪徳リフォーム業者と大差ないのではないでしょうか。

確かに、もう提案してしまったものは引っ込みがつかず、クロージングはしないといけません。
そして派遣元も派遣先も、目先の数字があがる「とりあえず予約」を止めることはしません。ていうかむしろ推奨しています。(ぼくは残りの予約を取ることに関し、まさに「地雷を埋めるようなものだがいいのか」という表現で派遣先に直接質問をし、「いい」と回答がありました。)

いいならいいよ、タネは撒いてあります。
というわけで20日の締め切りを前に、いまものすごい大急ぎで刈り取りにかかっています。こうなると月曜日が休みなのが惜しいくらい忙しい。
ぼくは夜に学校があるので残業ができません。試しに「朝早くきたら時間外勤務つけてくれますか」と聞いたら、社員は「いいよ」と言いました。

いいならいいよ、行きます。
なにもやることがなくて退屈するよりは、忙しいほうがマシでしょう。
だから明日はちょっと早起きして、地雷を埋めに行きます。

日記で例えが上手にできた。それだけでぼくは幸せで、あとのことは知ったこっちゃあありません。

爆勝宣言/破壊王

2005/7/15

というわけで昼の仕事は締め切り間近の叩き売りに突入。パワーポイントでチラシを適当に作って(ファイル名「倒産売り尽くしセール.ppt」)たくさんプリントアウトし、必要事項をこちらで(適当に)記入した申込書とともにじゃんじゃんFAXで送信します。個人情報保護法の絡みで、4月から客の個人情報が入った申込書はFAXで送ってはいけないというお触れが出ているのですが、誤送信しなきゃ、そしてバレなきゃいいんです。ガンガン送ります。
するとじゃんじゃんFAXが返ってきます。事務処理も大変です。お礼の電話もしないといけません。大忙しです。

周りは意外と、退屈そうです。いつものようにのんびりと、「担当が変わりましたのでよろしくお願いします」なんて初めての客に電話してる。刈り取りの千載一遇のチャンスなのに。
あとは、他の派遣会社が入っている隣の島にわりとかわいい女の子がやってきたのですが、みんなでその子を囲んで必死におしゃべりしたりしています。バカまる出し。世の中に勝ち組と負け組があるとしたら、確実にあいつらは負け組。

けっきょくぼくはきょう一日で、月の売上目標対比170%を受注しました。契約ごとにちょびっともらえるインセンティブも、これだけたまると合計4万6900円です。一日で。10コインブロックみたいな感じです。チャリンチャリーン。
本日の売上を含めずとも7月の目標はとうの昔に達成済でしたが、これで7月の数字が目標比585%に達しました。18人体制のチームの実績の、実に3割はぼくの成果です。

週明けも、あと2営業日はこんな感じのフィーバーが続きます。3連休も気分よく迎えられるってもんです。
フィーバーが終わったあとの後始末のこととか、ぼくが辞めた後に契約がキャンセルになる可能性も高いこととか、キャンセルになると派遣元から派遣先へのインセンティブの払い戻しが発生することとか、それは言わない約束です。


***


学校のあとみんなで飲みに行ったら、話題の焼酎「破壊王」があったのでボトルで頼んでみました。どんだけ豪快な酒やねんと思って楽しみにしていると・・・。






細っ。

とはいえ味のほうは、むちゃくちゃ骨太な芋焼酎。(悪く言えば飲みづらい。)少量でもすごく飲みごたえがあるし、アルコール度数は40度と焼酎にしてはかなり高いので、みんなで囲んでもかなり長持ちする一本でした。

しかし何よりびっくりしたのは、この300ミリリットルボトルが4000円もしたこと。オーダーした後に気づきました。みんなには内緒で、黙ってそっとメニューを閉じました。たしかに破壊王だあ。

テンチョビ!

2005/7/16

話してませんでしたが、日本料理のアジの三枚おろしでも例のスキルアップ講習がありました。1ヶ月前くらいのこと。

タマネギのみじん切りのときは、練習で発生した大量のみじん切りをもらって帰ってトマトソースを作りましたね。アジのときも、みんな当たり前のようにぼくにおろしたアジをくれました。

そして家にはアジの切り身の山。ぜんぶで1キロ弱くらい。



こいつはさすがに冷凍もきかなそうだし、どうしようかなー。そこで思い立ったのが・・・。

アンチョビを作ろう!


とりあえず塩漬けにしてみました。



漬けたそばから浸透圧で水がじゃんじゃん出てきて、かなり雰囲気はよいです。

これをしばらくの間常温で放置し、熟成させます。
そして1ヶ月後。



水分が出切ってピンク色の汁がたまり、その中に浮かぶアジは黄色がかった硬い塊。いい感じ!

そして本日、瓶に移してローリエとともにオリーブオイルに漬けてみました。



店長印のアンチョビ、題して「テンチョビ」のできあがり!

隣の瓶は染み出た汁です。いわゆるナンプラーです。店長印なのでテンプラーです。

ひとつ問題は、使用しているのがイワシではなくアジであること。アジチョビなこと。染み出た汁もアジプラーなこと。まあ同じ大衆魚ですからいいでしょう。

そしてなかなかどうして香ばしい香りがするのですよ。もう少しオイルに漬けこんでから完成なのでしょうが、塩漬けはばっちりなのでもう使えそう。
テンチョビを一枚刻んで炒めてトマトソースで煮て、テンプラーで塩味をつけてパスタに絡めてみたら・・・けっこううまいぞ!


もともと、アンチョビはわりと好きな食材。でもスーパーで買うとちっちゃな缶詰めで300円とかするので、自分の中では高級食材の位置づけでした。
でもこんなに簡単に家で作れるなんて。次こそはアジじゃなくてイワシで、やってみよう!
(もちろん、この大量のアジチョビを消費しきってからね。)

ドーナツてるの?

2005/7/17

髪の毛を切ろうと思って行きつけの美容院に予約の電話をしました。すると、「今日はちょっといっぱいなんですよね〜」。
明日なら比較的空いてますけど、というのですが、あしたはぼくがちょっと都合が悪いんですよねー。

という話をアシスタントの男の子としていると、ちょっと待ってくださいといって電話が代わり、オーナーのスタイリストさんが電話口に出ました。

「8時からなら大丈夫ですけど?」

いや、こっちはいいですけど。でも8時って、そちら営業終わってません?

「いつもお世話になってますんで、それくらいはいいっすよ」

まーじっすか。
なんか悪い気がするんですが。
でも今日を逃すとしばらく行けなそうなので、お言葉に甘えちゃうことにしました。


それにしても、世間は3連休で浮わついているところに働いている美容師さんはえらい。人が休んでるときが働きどきという意味では、料理人も同じです。無理を通していただくわけですから、料理人魂にかけてなにかお礼をしてあげたい。

そこで、手軽なところでドーナツを作って差し入れすることを思いつきました。
というのもこのまえ、製菓の実習でドーナツを作ったのです。メインのドーナツは輪っかにしたり中にクリームを入れたりけっこう大ごとなんですが、でも印象的だったのは、輪っかをくり抜いたあとの真ん中の玉を揚げて砂糖をまぶしただけのおまけがけっこう素朴でおいしかったこと。
そこで、それを再現すべく。ホットケーキミックスを買ってきて少量の水で溶き、スプーンで丸く整形して油で揚げてみました。これなら安いし簡単。粗熱をとって砂糖をかけて、あっという間にできあがりです。


その田舎ドーナツを4つタッパーに入れ、8時に美容院へ。ちょうど最後の客2人が終わるところで、やっぱり明らかに営業終了モード。すいません遅くに!これ差し入れです!

すると、みなさんことのほか喜んでいただけました。「なんか懐かしい感じですよね」「揚げ物する男の人ってステキです」
いやあそんな驚くほどのことはないんですよ。ホットケーキミックスは150円だし、水で溶いて丸めて揚げただけですよ!

などと話をしながら、髪の毛を切ってもらいました。ほかに客はいなくなり、アシスタントは片づけを始めましたが、マンツーマンになりスタイリストさんはかえってノリノリ、いつも以上に丁寧にやってくれました。


やがてカットは終わり洗い流して、あとはブローと微調整、というところで、床の髪の毛をすべて掃き終えてアシスタントさんの片付けもひと段落したようです。
アシスタントの女の子が皿に盛られたドーナツを持ってきました。「どうぞ、ひとつ食べてってください」。
そうなんです、ぼくはその美容室が4人で営業していると思っていたので4つ持っていったのですが、どうやら1人やめちゃったみたいで3人しかおらず1個余っていたのです。
アイスコーヒーまでいっしょに持ってきてくれちゃいました。じゃあ、せっかくなんでみなさんもいっしょにどうぞ、もう終了でしょ?
ではお言葉に甘えて失礼して、ということで人数分のアイスコーヒーも出てきました。仕上げのスタイリングをしてもらいながら、みんなでコーヒーを飲む。かなり打ち解けたいい雰囲気じゃありませんか。

じゃ、いただきまーす、といってみなさんドーナツをぱくり。ぼくも、自分の分は食べてなかったんでちょっとうれしい。なかなかいい色に、カリッと揚がっています。いただきまーす!



ヌチャ。

・・・ヌチャ?


中、生でした。


結論:「人に食べさせる仕事は難しい」

ファッキン100均

2005/7/19

家の近くにある100円均一の店は、まあ100円なのでそれなりに利用するのですが、なんだか感じが悪いのです。レジには「1000円札が不足しています。1万円札でのお支払いはお断りします。お釣りが出ません」と書いた紙が貼ってあります。
これを見るたびにいつもぼくは、その態度は客商売としてどうなのかと腹立たしく思います。似たような張り紙でも「両替はお断りします」なら納得だし、「なるべく避けてください」「ご協力ください」とかの表現ならまだましです。しかし「1万円札お断り」とは、えらい高飛車です。客も100円くらいにしか見ていません。
きのうなどは、「3連休で銀行が休みなのでお釣りがありません。1万円にはお釣りを出しません」とさらにエスカレートしていました。だからあ、銀行がどうとかつり銭が不足しているとか、それは客の知ったこっちゃないから。あんたがたの企業努力でなんとかしてよ。お釣り出しませんって、この皿が1枚1万円ですか。何円ショップやねん。もはや出資法違反ですよ。

それらの張り紙は手書きで、店員のだれかが作っているのでしょう。それがムカつく。
きのうぼくはコーヒー豆を入れておくタッパーをアイス用とホット用に2つ買おうとして、ちょうどいい容器が棚に1つだけあったのでもう1個ないかたずねようと思いました。
レジのところで店員に声をかけると、店員は無言で別の張り紙を指し示します。
そこには「レジの中の店員に声をかけないでください。計算を間違えます」の文字。
どうやら、店員の性能も100円くらいのようです。
タッパーは、なければ次にいつ入るか聞こうと思ったのですが、しょせん100均の店、店にはPOSもないのです。店員は数えて105を掛けるだけです。在庫がどうとか次回入荷がどうとか、あいつらがそんなこと考えているはずもありません。つぶれてしまえ。


ところでこんな話を100円で買ったメモ帳にしたためているあたりが、ぼくの一介の消費者たる悲しさであり、貧乏人はあの100円ショップが本当につぶれてしまうと実はちょっと困るのであります。

力の限りゴーゴゴー・ヤー

2005/7/20

本日は例の、昼のお仕事・倒産売り尽くしセールの最終日。これまでメインで売っていた商品が今日の営業終了をもって販売できなくなります。増税前日にタバコをカートンで買い貯めするようなもので、ワタクシは早起きしていつもより1時間も早く出社しました。
そして誰もいないオフィスで黙々と申込書を作り、作っては送り作っては送り。送っては返ってきて返ってきたらお礼をして。ふと気づくと昼休みはとっくに終わっており、そりゃあもう大変。
結局休みも取らず、お昼ごはんも食べずに10時間ぶっつづけで働いて、そうして夕方までに達成いたしました。

7月の営業成績: 目標対比555.8%

返す返すも、18人いる営業部隊の全売上の3分の1超が俺様のもの。
ほかの17人のほとんどにとっては、いつもと同じの水曜日だったようですが。

20日の時点で555%ということは、7月は残りの営業日を流しても600%くらいにはなるでしょう。半年分ですな。
もちろん向こう半年遊んで暮らせるわけではないのですが。それでも7月は、時給のほかに契約ごとにもらえるインセンティブだけで11万を超えました。


文字通り飯も食わずに働いたので、申込書を突っ込めるだけ突っ込んで定時にあがったときには、もうクタクタ。
きょうは実習だからあんまり時間はないけど、学校に行く前にさすがに何か食おう。さすがに自分にごほうびをあげよう。贅沢しよう。

そこで学校の近くのam/pmで、「うなぎ蒲焼弁当」790円を手にとりました。うなぎ大好き。

しかし・・・。

金が足りませんでした。

やむなくトーンダウンして、「まごころおにぎり・うなぎめし」198円で妥協しました。


疲れたなあ。しばらく日中は、それこそ営業時間中に突っ伏して寝るくらいにサボってやろうと思います。
そしてインセンティブ入ったら、うなぎ蒲焼弁当を食うんだい。

ホームテキスト全過去ログ>2005年7月A

  
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