ゆうべ家でけっこう夜更かししていて、4時くらいまで起きていましたかね。
で、たっぷり寝て今朝目が覚めました。
うーん、よく寝た・・・今日は何を作って食べようか・・・・。
そして雨戸を開けました。
・・・夜でした。
時計を見ると17時。
起きたそばから一日が終わりかけ。
天気予報を見ると、今日はずいぶん暖かかったらしいですね。
ふーん。
さて、飲みにでも行ってこようか。
土曜日はじゅんの家に遊びに行ったのだが、じゅんの家にはマンガがいっぱいあるのでいつもマンガ欲が刺激されてしまう。で、今日は下北でバフドクロのライブを見たあと昼間っからマンガ喫茶へ。
4時すぎに着席、REAL4巻などを読む。となりには昼間から泥酔している人がおり、しょっちゅうトイレに行ってはゲーゲー吐いている。他人が嘔吐する音を聞くのは久しぶりであり、ちょっと引く。
財布に小銭しか入っていなかったこともあり1時間ほどで出た。銀行に行って、ダイエーで魚でも買って帰って練習しようと思ったのだが・・・どうにもマンガ欲が冷め切らずに、別のマンガ喫茶に再突入。マンガ喫茶をはしご、すごく無駄ですばらしい休日のすごし方。
気になっていた少女マンガをいくつか読む。女の子向けのマンガのジャンクな甘さはときどき無性に食べたくなる。
はじめの一歩が世界チャンプ目指して70巻以上も黙々とトレーニングし続けているというのに、彼女らは初めから溢れんばかりの才能を持って生まれている。判で押したようにみんな芸大やら音大に通っており、くたびれた普通のOLなんか出てくるわけもなく、出てきたとしても芸大やら音大の子たちとの刺激的な出会いにいつの間にか昨日と違う自分になっているのだ。そして10巻くらいの間に数え切れない恋をして、最後はありえないくらいの大団円。めでたくみんなラブラブになって、夢をかなえて、不幸のまま生涯を終える人なんてひとりもいない。
少女マンガの世界は本当に幸せだ。挫折は明日への扉。すぐに新しいチャンスと恋がある。努力すればいつか夢はかなう。
ずーっと読んでいて、なんだか吐き気がしてきた。
世界がこんなにシンプルで、自分が才能に溢れていたら、どんなに人生は楽しいことでしょう。
これを読む女の子たちは、そんな素敵な世界に自分を重ね合わせて夢を見るのでしょう。
だけどここは薄暗いマンガ喫茶の小汚い机の上です。
セパレートの向かいのブースの女の人が酔って寝ていて、なんと寝ゲロをした。違う店なのに、一日に二度もゲロに遭遇するなんてめったにない。ひょっとして少女マンガを読んでいて、甘い世界に酔い、あるいはその酔いが現実の胸にもたれたのでしょうか。
あわてて店員が彼女を追い出して、マスクをしてしかめっつらで向かいのブースの片づけをした。
消臭スプレーを巻いても甘酸っぱい匂いは漂ってきて、ぼくも吐きそうになったから、会計をしてぼくは店を出た。
先週のホームルームで、担任の若先生がきゅうきょ発表。
「次回の実習に、テレビの撮影が入ることになりました!みなさん、なるべくきれいに洗濯した白衣を着てきてください!!」
色めきたつクラスメーツ。
「なに?なんの撮影?」「インタビューとかされちゃうのかな?」「ちょっと、気合い入れてアイロンかけてこないと!!」「○○さんなんて絶対アップで映るよ!」「やだ〜何しゃべろう!?」
夜間の調理師の学校に通おうなんて輩は、ぼくも含めてどこか一発逆転的な立身出世にあこがれを感じてしまうものなのです。
かくして本日の実習は、みな妙にノリが効いた感じの小ぎれいな白衣で登校。心なしかいつも以上に集まりも早く、最前列は妙な熱気。いつになく化粧の濃い女子チーム。新しいコック帽をおろしてしまうものまで現われる始末。(コック帽は紙製で洗濯ができない半使い捨てなのだが、入学時に2枚しか支給されない高級品なのだ。)
ぼくも、いちおう洗濯してアイロンをかけた白衣を持っていきました。いや、別にテレビがどうこうってわけじゃないんですよ。ただ単に前の白衣が汚れたから持って帰っただけで。そんな、撮影っつったって映るわけなんてないじゃないですか・・・。
果たして、実習が始まっても気もそぞろのぼくらの前に、ドアが開いて入ってきたテレビクルーはっ!
カメラマン一人。
ハンディカムに毛が生えたようなカメラ。人ごみの向こうの有名人を写メールで撮るときみたいに、ファインダーを覗きもせずカメラを頭上に高く持ち上げて教室の全体の様子を撮影しました。そして5分くらいで帰っていったのでした。
こりゃきっと、「調理師免許の取得人口が年々増加しています」とかのニュースの、棒グラフの背景に使われる「参考画像」かなんかだな。映ったとしてもせいぜい画面全体にボカシ入りだね。
実習が終わったときには、撮影がきたなんて話は話題にものぼらなかったのでしたとさ。
出勤前に、お金をおろそうと思って銀行によって残高照会をしたらびっくり。
金 増 え て る よ !
そういや、うちは今日が給料日なのです。
口座には久々に見る預金額。
前払い資産の過払い年金や健康保険も戻ってきたし、仕事も割り切って続けることにしたし、来るべき学費の支払いへむけ今のところ順調にお金は増えています。
そろそろ宣言してもいいかな?いちおう小さな声で。
ワカレミチ赤貧編、脱出!わーいわーい。
さーてクリスマスだし、何買おう。(おい。)
10時ごろ、携帯に実家からの着信がありました。出れなかったのですが、仕事中とわかっているのにかけてくるなんて珍しいなと思っていると、ディスプレイには留守電ありの表示。昼休みに聞いてみると・・・。
「えー、父さんです。いま、○○(ぼくの本名)と名乗る男から電話がありました」
それって・・・もしかして・・・・
オレオレ詐欺、キター!!
周りでもちらほら同様の電話がかかってきたという話は聞いていましたが、ついに我が家にもオレオレの魔の手がっ!
留守電の父は言います。
「それで、246で事故ったと言っていました。・・・じゃあ」
・・・じゃあって!
うろたえようよ少しは!
念のため実家に電話すると父が出ました。なんでも先ほどぼくの名をかたって実家に電話があり、うろたえた様子で「事故った」と訴えたそうです。
そう言われて父は、「・・・それで?」と冷静に返したそうな。すると相手はいっそううろたえてしまい、聞かれてもいないのに「俺は○○大学卒だろ?」「住所は××だろ?」などと言ってきたとのこと。だろ?って言われてもなあ。大学の名簿でも手に入れましたでしょうか。
声の様子から本人ではないと一発でわかった父は、超冷静に対処。相手の言うことをきちんとメモにとりました。さすが。
そしてメモられてると勘づいた相手は「メモるんじゃねーよ!死ね!」と言って電話を切ったそうです。だっさー。
しかし、近年の高度化したオレオレ詐欺界において驚くほどの稚拙な手法ですね。本人を名乗ることはもはやなく、複数人で巧妙な脚本に基づいて詐欺を仕掛けてくるためにオレオレではなく「振り込め詐欺」と名前が改められたというのに、「俺だけど、事故った」とは。懐かしすぎて逆に新鮮です。西村修のコブラツイストみたいな。そういや「死ね!」なんていうベタな捨てゼリフも、西村のブレイク並みに伝統芸能な、ある意味クリーンな引き際ですわ。
父は「冷静に対処したらすぐに引き下がっちゃったんでつまらん。もう少し驚くフリとか耳が遠いフリとかしてどういう展開があるか聞いてみればよかったなー」などとネタスピリットをのぞかせています。この父にしてこの子あり、と少し思いました。
よし、こうなったら父とネタ勝負!次回実家に電話して「オレだけど、学費が払えないので振り込んでくれ!」と言ってみる。果たして父をたぶらかしてうまく金を巻き上げることはできるか?
・・・いや、いろんな意味で詐欺じゃないので、それはやめとこう。
週替わりで外部講師がやってくる外食産業論。本日のテーマは「カラーコーディネートについて」。カラーコーディネーターを講師に招き、テーブルのセッティングや器のチョイスなど、さまざまなシーンでの色の使い方について学びました。
これがなかなかおもしろくて、たとえば部屋の色によって人間の感じる感覚は大きく違います。たとえば部天井が黒と白では、黒の方が狭く感じる。壁が温かみのある黄色だと時間がゆったりと感じられ、青だと早く感じる等々。
そして補色・類似色などをバランスよく配置することで好感の持てる色づかいを行うことができます。もちろん、食事をおいしく見せるテーブルコーディネートや食器の使い方・盛り付けなどもあるわけです。
ぼくはこれまでどっちかというと「料理なんて、食えりゃええやん」という考えであり、盛り付けから食卓の空間にいたるまで、およそ食べ物の見た目に関しては無頓着でした。
でも講師いわく「食事の第一印象の87%は視覚で決まります」。たしかにスライドで見せられた講師のテーブルコーディネートは素敵なのです。
そういえば調理実習でも、いつも先生の見本と自分たちとの出来栄えの違いには感心しきり。同じものでも、見本のほうが数段うまそうに見えます。


実例。どちらが見本かは言わずもがな。
あたりまえだけど、どっちを食べたいかっていったら絶対見本。
先生のお手本を試食できる機会はあまりなくていつも見比べるだけです。だから見た目が料理のできに大きく影響するということ、ひょっとするとこれまで実習で学んだいちばん印象的だったことのひとつかもしれません。
そんなわけで、食にまつわる色の講義はとても興味深く聞くことができました。
そして話題は「自分に似合う色」というテーマに移ります。
色には「四季」があるといいます。色の四季と聞いてぱっとイメージするように、単純に「緑が春で茶色が秋」、ということではありません。例えばひとくちに赤といっても様々な色合いがあり、明度・彩度・色相の違いで4つの赤があるのです。
色の四季は色の明度・彩度・色相(暖色か寒色か)の3つの要素の組み合わせで決まります。
春・・・【明度:高】【彩度:高】【色相:暖色系】
夏・・・【明度:高】【彩度:低】【色相:寒色系】
秋・・・【明度:低】【彩度:低】【色相:暖色系】
冬・・・【明度:低】【彩度:高】【色相:寒色系】
となります。
つまり、例えば明るくて鮮やかで暖かい感じの色のグループが「春」というわけです。




「『季節』によってどれだけ似合う似合わないがはっきりするか、ちょっと実験をしましょう。どなたか実験台になってみたい方はいらっしゃいませんか?」と講師。
もちろんぼくもやってみたくはありましたが、これはさすがに女の子の役目だろと思ってぼくは自重。それよりいつものようにメアリーさんがでしゃばったらどうしよう、似合うとか以前の問題ですから!と気が気じゃなかったです。
しかし講師は、クラスの中でもかわいい女の子を指名したのでほっとしました。しかもこの子は最近ぼくの中で人気急上昇中。彼女は教室の座席が最前列の真ん中なのですが、その子のとなりの女の子もけっこうかわいく、クラスのフォワード2人と位置付けられ「2トップ」などと呼ばれます。さらに二人とも乳的に非常に恵まれた方で、二人を「4トップ」と呼ぶ場合もあります。
それはさておき講師は、その子の首に美容院のクロスのような白い布をあて、微妙に色合いのことなる4つのピンク色の布を取り出しました。
![]()
ってな感じで、春夏秋冬のピンク4色なわけです。
そしてひとつひとつを彼女の首に巻くと・・・あら不思議!
同じような色なのに、それぞれ顔がガラリと変わって見えるじゃありませんか!
顔がぱあっと明るく見えるのもあれば、ちびまる子状態でどんよりした顔色になってしまうのもあるのです。
ピンク以外にも青や黄色でも試しましたが、やはり「季節」により顔色や表情が全く違って見えます。
そして不思議なことに、いちばん彼女に似合っているのはピンクでも青でも黄色でもどれも「冬」の色なのです。
単に明るい色が顔を明るく見せるというわけではなく、明度でいえば低い「冬」が彼女の顔を最も輝かせる。人それぞれの持つ肌の色や目の色、髪の色などにより似合う「季節」が決まってくるのだといいます。
さて、ぼくはどうなのでしょうか。ぼくも黄色いパンツのときは顔がぱあっと明るくなっているのでしょうか。なってそうだなあ。だって似合ってるでしょあれ?
ぼくは食べ物の見た目には気を使いませんが、服はけっこう気にするんですよ。あの黄色いパンツのときはジャケットはシックなものをチョイスしてみたりと、いちおういろいろ考えてはおります。
ぼくに似合う「季節」は、どれなんでしょうか。ぼくは黄色とかオレンジとかが好きなわけですが、なかでも暖色系のおぼろげな色合いが好きな気がします。
そう、ちょうどこのサイトの配色のような。このサイトはもちろん自分の好きな暖色系の色を選んで作りました。すると・・・「秋」かな?そういえば持っている服もそんな色のものが多いです。
そこで授業が終わったあとに、講師のところに行って聞いてみました。
「ぼくは自分じゃオータムが似合うと思うんですが、どうでしょう?」
講師はぼくの顔を一瞥して言いました。
「・・・あなたはウインターかサマーね・・・・」
思いっきり寒色。
これまで、似合ってなかったのでしょうか。
明日はウインターな、原色レッドのネクタイをしめていくことにしましょう。
包丁を砥ぐ。
床に濡れたタオルを敷き、水を染みこませた砥石を置く。包丁は少し立てて角度を一定に保ち、押すときに力を入れ引くときに少し力を抜く。じきに砥石が磨耗して黒い粘りを帯びた汁が出てくるので、それを洗い流さないように少量の水を加えながら砥ぐ。
包丁セットは8本もあるので、あっという間に2時間くらいは過ぎてしまう。包丁ごとに少しずつ研ぎ方が違うし、砥ぎムラがでないように回数を数えながら砥がないといけないので、けっこう気を使う作業だ。
そういう地道な前後反復運動が、ぼくはわりと好きだ。
何をしていいかわからないときは、とりあえず包丁を砥いでみる。包丁に歯をつけることだけに集中すれば時間が過ぎる。
今日もそうだ。
包丁を砥ぎ終えて周りを見ると、部屋が散らかっている。
お腹が空いたけど、砥いだ包丁で作る料理のイマジネーションは湧かない。
ふと、自分にはしょせん「包丁を砥ぐ」ことしかできないんじゃないだろうかなんて思う。
会社がいやで学校に通って。学校は楽しい。だけどぼくは学校という、教えられる答えのある場所に居場所を見つけているだけなのかもしれない。包丁を砥ぐような前後反復運動で、自分をごまかしているのかもしれない。
気づくともう、3ヶ月が経った。
充実して、流れるように過ぎた時間。
いいことだ。この調子なら卒業なんてあっという間だ。
そのあとどうしよう。
そんな不安をぬぐいさるように、今日もぼくは包丁を砥ぐ。
切るあてもなく。
本日の実習は西洋料理。実習室に到着すると、黒板に書かれたメニューは・・・。
「Gratin de omelette」
これはわかる!グラタン・ド・オムレットだな?
しかしグラタンとオムレツって・・・どっちやねん!?
と思ったら。
両方でした。
オムレツの上にホワイトソースをかけてグラタンにするという、なんとも贅沢な一品!
そして本日のテーマは「オムレツ作り」です。
オムレツなんて小学校の家庭科でやったよ!?とお思いでしょう。しかし小学校のオムレツと本気のオムレツは、校庭の鉄棒とオリンピックの鉄棒くらい違う。
フライパンで卵液を混ぜて半熟にして、というところまでは同じですが、そこからフライ返しでぺたっぺたっと2回くらい折っておしまい、ではありません。
卵を半熟にしてフライパンの向こう側に寄せ、右手でフライパンの柄をトン、トンと叩く。その反動で半熟卵がくるり、くるりと回り・・・あら不思議、おいしそうなふんわりオムレツのできあがり!
と文章にしてもちっともわかりませんな。
実際にやってみても、なんで先生はあんなにうまくできるのかちっともわかりません。先生もいまいち説明しきれないようで、コツは「信じること」と言っていました。自分を信じ、「回れ、回れ」と念じながらフライパンの柄を叩く・・・すると回る。とのこと。回るか!
ちっとも回らず、ずいぶんいびつな形のオムレツになってしまいました。
たかがオムレツ、されどオムレツ。なんとオムレツ作りが学校の卒業試験なんだそうです。
さっそくオムレツ用のフライパンを買ってきて練習しようか。
さて料理のほうは、オムレツのほかにもホワイトソースを作り、バターライスを作り、それらをグラタン皿に重ねてチーズを振ってサラマンダーで焼き色をつけて・・・。

すげーうまそう!!
見た目アッシュパルマンティエと同じ気もしますけど。
しかしオムレツとグラタンですから!卵もホワイトソースもバターもチーズも大好き。読売巨人軍並みに大砲揃いの夢のコラボレーションですよ。
うまい!!
・・・けど、濃い。
上からチーズ、ホワイトソース(鶏肉入り)、オムレツ、バターライスですからね。
総年俸いくらだよ!ってな具合にカロリー満載です。しかも大皿。
女性陣は取り皿に一回分でもう満足。
ぼくはなんでも残さず食べるが信条なので、最後はいつものように大皿を抱えて大人食いしてかきこみましたが、はっきりいって食べ過ぎた。吐けと言われればすぐに吐けそうでした。
さてさて、年内の授業は実はこれで最後。仲間うちで駅前の立ち飲み屋にて軽く忘年会とあいなりました。
みんなもう腹いっぱいなのでつまみは食えません。ビールも入りません。つまみも頼まないと悪いのでナムルを注文しましたが、ナムルごときが油っこくて食えません。テレビで旅番組かなんかをやっていておいしそうな料理が流れていましたが、見るだけで気持ちが悪くなりました。
というわけで、限界まで腹いっぱいになったところで今年の授業はおしまい。
来年は何を食べられるのかな?
| 店長日記 |
| おすすめ過去ログ |
| 全過去ログ |
| 「麺こて」おすすめ日記 |